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ここ最近リフォームする現場でよくタイルを使用しています。

個人的な好みももちろんありますが、タイルの良さは長持ちすること、そして自分の空間を表現できることだと思います。タイルは釉薬の加減で一枚ずつ色見や色むらが異なったりするものが多く表情があるのが特徴ですね。色と形、貼り方のバリエーションも多いです。

これはこれから戸建てのリフォームで使用するタイルサンプル

コスガ工務店ではリフォーム工事の際、設備機器類等の故障や劣化によって交換する修繕のリフォーム工事もあれば、今までの住宅で改善したいことや、より暮らしやすく自分たちの好みにしたいリフォームをご希望される方も多いです。

大規模なリフォームの場合は築年数が15～20年以上たってからご依頼されることが多く、例えば窓枠などの木部や張り替える必要のないクロスなんかも新築当時と比べれば色褪せています。部分的にリフォームをする際には、工事個所だけ浮いてしまわないように、色のアドバイスや素材のアドバイスをすることも多いです。

そこでもってこいのタイルです。もちろんタイルの柄にもよりますが、古くなった木枠や壁紙、年数を共にしてきた家具とも相性がいいですね。キッチン壁に使われることが多いですが、造作の洗面壁面や、リビングの床や部分的な壁面にもおすすめです。特に、コスガ工務店では築年数の古い木造のアパートで使用しています。タイルを使うことで、レトロ感が出て古い建物の良さが感じられます。

住宅って面白いもので、それぞれに部屋のアイデンティティみたいなものがあったりします。年数、素材、住まい手の嗜好、匂いなど。似ていてもやっぱり違うその人だけの空間が。

タイルはそれを体現するのにぴったりな素材だと思うんです。使い勝手や予算も大事ですが、1か所でも顔になるような部分が住まいにあると「自分の居場所」をより実感できるんではないかと思います。

リフォームを考える際はぜひタイルも検討してみてくださいね！