リノベーション
リノベで「住み直す」という選択
中古住宅をリノベーション、という概念もちょっとずつですが最近耳にするようになりました。
わざわざ「新築しない」「建て替えない」と決めたからには理由があるはず。
おそらく殆どの場合、再建不可、建て替えによる建築面積の減少やコストの問題が理由として挙げられると思います。
リノベする要因はそれだとしても、じゃあどうリノベするのか？
もちろん建物の劣化や不備を修繕するのはもちろんのこと
今の耐震基準に合うよう建物を補強したり、断熱の性能をあげて快適にするのも良いと思います。
木造の住宅は寿命が短いと思われがちですが、適切な修繕や補強を加えていけば長く住み継ぐことができるのです。
既存の柱・梁に新規の材料で補強した様子
既存の建物にはほとんどなかった断熱材。リノベーションで高性能断熱材を施工した様子
「直す」という意味は「良好な状態に戻す・別の状態に変える」という意味合いがあります。
リノベーションという言葉は建物の改修になりますが、
住まい手がその家に住み直すということ自体もリノベーションかもしれません。