耐震
【耐震工事】富士町の貸家を耐震工事
富士町の貸家を耐震工事しました。
今回は壁の補強は3か所と比較的少なかったのですが
シロアリの被害が結構見受けられたので、土台の交換や根太補強を重点的に行いました。
壁は耐震診断で出た結果を元に、壁補強を行います。
もちろん、既存の建物には筋交いが入っていなかったので
筋交いを入れて、金物で固定と補強をしています。
合わせて、基礎と土台を固定するアンカーボルトや
構造材が揺れで抜けないようにホールダウン金物を取り付けます。
耐震効果のある、強度の高いボートを貼ってます。
エアコンを戻して、内装仕上げで完了です!
シロアリは耐震診断の時点で、部分的に腐食が激しかったので
思いのほか時間が掛かりました。
工事前の浴室土台
こちらは勝手口の土台
浴室などの水廻りは特に被害が出ていたのですが
タイルの割れた部分から、ドアと脱衣室の床の間から、水がまわり構造材を痛めてしまうことは多々あります。
シロアリは湿気で柔らかくなった木材が好物なので
水廻りは要注意です!
浴室土台の工事後です。
防蟻木材を部分的に交換して金物で固定・補強してあります。
手前に見える新しい木材は、根太補強と床調整の為につけています。
床下地も傷んでいたので、同時に交換しました。
他の部分も同じように補強してあります。
最後には、防蟻の為の薬剤を床下に全部、部分的に柱の下部に塗布してあります。